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2023年10月16日

2023年10月 最近の特養の状況

特養の利用者さん達の状況

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特養の状況はというと
  • 介護度4以上が大半
  • 年齢層は80後半が多くなった
  • 体格が大型化 身長160センチ位も珍しくなくなった
  • まだコロナの影響は残る
このような感じになっています。
特に体格の大型化は厳しく、女性の介護職員が多い介護施設には厳しくなってきています。
介護ロボの活用の促進が急がれるでしょう。
看取り介護は当たり前に
入所時の前提が看取り介護になりました。
その結果、積極的に医療を受けにいくことがなくなることに。

ただ受診や服薬は以前と変わらず、飲みたくない人にも頑張って飲んでもらっています。
この辺も変えてもいいとは思うのですけど。
待機者は全体的には減少傾向
利用者さん自体の数は変わらずですが、待機者は減少傾向にあるようです。
ただこれは
  • あちこちの施設の同時申し込みが減った
  • お金がかかるので、自宅介護が増えた
  • 申し込みが優良施設に集中している
そういった事があるように思えます。
実際に高齢者が最大になるのは2050年位と言われています。

まだ高齢者の数自体は減っていないのです。

サービスを使いにくくなったか、希望を絞るようになったか、のどちらかと思われます。

介護職員の状況

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画像でもアピールしていますが、介護職員の給与は増えてきています。
ただ実際はこんなに貰えない、貰っていない!という声も多く、現状は不透明になっています。
実際は
  • 地方では最低賃金が低いため、支給額が低い
  • 昇給した後の額であり、最初は低い
  • そもそも昇格や8年以上など経験がないと貰えない額
関東圏と地方、特に九州や中国、四国などの格差は大きいです。
新卒の状況
こちらはもう、かなり壊滅的な状況です。
介護保険開始から20年程、学生数は1/4程度、外国人も増えて来ています。
また以前は女性の方が多かったのですが、昨今では男性の学生の割合が増えてきました。

男性の中でも
  • 競争が苦手である
  • 営業などは不得意
  • PCスキルが低い
  • 選択肢がない
など、介護がやりたい、ではなく介護しかなかった例もあるようです。
また男性が女性化してきた、という声もあります。
確かに男性的な男性介護職員は減ってきています。

中途採用枠の状況
コロナの影響が終了、介護職員自体を辞める人も増えてきています。
ただ介護歴が長い介護福祉士は、介護以外できない、応用が効かない人も多いです。
その為、中途採用枠の人材はやや減ですが、増えてもいないという状況です。

特に訪問介護は不人気です。
移動時間が給与に入らないこと、気候の過酷さで体力的な負担が大きい点が上げられています。
営業中止になっている事業所も多く、最早訪問介護の環境維持自体が困難です。

今後も介護人材の取り合いは激しさを増すと思われます。
処遇改善の追加も期待したいですね。

特養の経営状況は赤字が大半

2023年のデータですが、特養の半数が赤字というニュースがありました。
物価高
人件費高騰
燃料費高騰
とくに燃料費は数年前と比較すると3倍くらいになっています。

介護保険の改定も3年ごとですし、次回は是非プラス改定をして欲しいところです。
施設経営の維持自体が困難である、そんな施設もあります。
それでも経営が続けられる理由
この特養は赤字のデータですが、補助金は除外されています。
補助金の額が大きい為、経営自体は大丈夫なようですが、根本的な解決にはなっていません。
次回の介護保険改定でプラスにならない場合、さらに厳しくなりそうです。

介護職員の給与の状況

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介護職員の給与はアップしている
昔と比較し、介護職員の給与はアップしています。
ただ社会保険料の増額もあり、手取り自体はそんなに増えていません。
実際私も勤務して10年目位までは、ほとんど増えている印象はありませんでした。

何しろ、昇給より取られる額が上がるペースが強い
年収200万円代ならほぼ感じられなかった天引き額も、400万円代になると急に増えたように感じます。
高所得ではない層も、除々に上がる税や社会保険料には苦しめられています。

アップはしているが現状変わらないのは何故か
原因はいくつかありますが
  • 天引き額の上昇
  • 物価高
  • そもそも昇給額が低い
  • 夜勤や時間外などの不安定な要素も多い
安定していない為、賃金上昇を実感出来ません。
また無意識に生活レベルを上げてしまうために、お金が残らない、そういった事もあると思います。


解決するには、環境の改善が大切です。
昇給しない会社は昇給しない、その為何年いても給与は上がりません。
特に8年以上経験していて、年収300万円代半ば位な場合は、転職がおすすめです。

今回は以上になります。
2023年の現状をざっとまとめてみました。
コメントなど頂ければ、すごく喜びます。

読んで頂き、ありがとうございました。



posted by eko at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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